効果的な治療法

ナースステーション

癌性胸膜炎は、肺癌・乳癌などの原発癌から胸膜に癌が広がり、胸水がたまる病気です。血痰が出たり咳などに悩まされ、呼吸困難に陥ることもあります。胸腔ドレナージでたまった水を抜き、抗がん剤で予防をしていくといった治療がよく知られています。しかし、癌性胸膜炎は、他の部位からのものなので、予防が難しかったり、抗がん剤投与の副作用でつらい思いをする場合があります。 癌性胸膜炎には、免疫細胞を取り出して活性化し、また体内に戻すという免疫細胞療法が有効だという報告もされています。これは、副作用も少なく継続がしやすいので患者さんの体への負担が少なくて済みます。他の抗がん剤や放射線・化学療法などとの併用でも癌性胸膜炎治療に効果が期待できます。 免疫細胞療法は、保険外診療なので十分ご相談の上でご利用下さい。

癌性胸膜炎とは、癌が胸膜に薄く広がっていくことで胸水が溜まる病気です。胸水が溜まると呼吸困難を引き起こします。 癌性胸膜炎は、肺がん、乳がん、卵巣がん、胃がん、膵がんや悪性胸膜中皮種などが原因で起こりますが、特に肺がんはこの癌性胸膜炎を引き起こす確率が最も高くなります。 よって前述のがんになった場合は、胸膜炎の疑いをもって早めの対処を行う事が発症を抑止する一番の方法となります。癌性胸膜炎は播種であるため、病巣の切除が難しく代替として胸にビニールチューブを差し込み胸水を抜き出すことが行われます。胸水を抜き出すことで押しつぶされていた肺を膨らませることができるため、呼吸困難を回復させることができます。胸水を抜いた後に抗がん剤を投与してがん細胞を消滅させますが、癌の進行がそう進んでいない場合は電磁波による温熱療法も有効です。温熱療法は副作用が無いので、なるべく選択できるよう早めの対処が必要です。