マシンの効果

ナースステーション

ガンマナイフは癌治療の最先端マシンとして利用されています。定位的放射線外科治療装置のことで保険適応です。脳腫瘍、脳血管の奇形など外科手術では危険度が高いがんに利用される治療機器です。病変部分だけに放射線を照射することができますので周辺の組織を傷つけることなく、体への負担も少なくて済みます。 ガンマナイフのガンマとは放射線の1種でガンマ線のことを指しており、0.2ミリから0.5ミリ程度を集中照射することができます。コバルト線源のコバルト60がβ崩壊をしてニッケル60になり、ガンマ崩壊してガンマ線を照射するメカニズムになっています。 腫瘍が3センチ程度のものが照射可能であり、3センチ未満、3センチ以上はガンマナイフの治療の対象とはなりません。高齢者、全身の体調不良、残存治療などの場合もガンマナイフの対象とならない場合があります。腫瘍が小さすぎては集中照射ができず、大きくなると他の組織に影響を与えることになるからです。

脳腫瘍や脳血管手術で使用されるガンマナイフですが、病気の原因となっている部分にこのガンマナイフで放射線によるピンポイントによる切除、つまり切り取りなどが可能であるとされています。 このため、昔のように頭部に外部からメス等で傷を入れることなく、病気の治療ができるというメリットがあります。また、このガンマナイフ使用の治療は公的な健康保険が使用可能つまり健康保険証が使用できるため、3割の自己負担及び高額療養費制度の利用で治療費の大部分を抑えることが可能です。 ガンマナイフによる施術は高額なために、こうした公的健康保険が使用可能であると、治療を受ける人にとってその経済的な費用負担は少なくて済むというメリットがあります。